国際総合科学部は、”社会から要請される人材の育成”を目指し、3つの特徴ある教育を行っています。

1.文理の枠を超えた「幅広い知識とその活用能力」を身につけるため、文理融合型教育を行っています。哲学・政治学・日本文化論・現代アジア論などの文系科目、知的財産と技術経営・デザイン思考・データ科学と社会などの理系科目を幅広く学びます。

2.「コミュニケーション能力と共働力」を身につけるため、多彩な英語教育を行っています。TOEICや海外留学に必要な英語能力を身につけるための英語科目の他、言語学習の理論と実践、デザイン英語などを学びます。また、1年生の夏は1ヶ月間、アジアの英語語学研修の中心となったフィリピンに短期語学研修に行きます。2年次後期から3年次前期までの1年間は海外留学に行き、留学先の文化・歴史等にふれながら、国際社会で活躍するための幅広い知識と視野、高いコミュニケーション能力を身につけます。帰国後は、専門科目の講義を英語で受講することで、更なる英語力の向上を図ります。

3.「デザイン思考を通じた課題解決能力」を身につけるため、色形の狭義のデザインを越えて、新しい価値を創造するためのデザインプロセスを実践します。デザイン思考を多角的に学ぶ講義の他,少人数でのアクティブラーニングを導入することで、デザイン思考に基づく課題解決能力を効果的に養成します。4年次には,その集大成として、教員の指導の下、5名程度の学生でプロジェクトチームを作り、企業や自治体等とともに、実際の社会に潜んでいる課題の解決に取り組む「プロジェクト型課題解決研究(PBL)」を行います。