杉野 弘明
講師
環境心理学 / 人間環境学 / 通態力学
担当科目
社会調査法Ⅱ
経歴
<年 / 研究関心 / イベント>
2014 / 犯罪心理学・防犯環境設計 / 九州大学大学院人間環境学府博士後期課程修了
2015 / 水産経済学・食と文化 / 福岡工業大学にてポストドクター研究員
2016 / 合意形成・自然環境のイメージ / 東京大学海洋アライアンスにて特任研究員
2017 / ワークショップ・農業ICT / 東京大学大学院農学生命科学研究科にて特任助教
2019 / 地域情報学・フィールド学習 / 同研究科にて助教
2023 / 地域運動学・通態力学 / 現職
主な論文、書籍、作品
<犯罪心理学や防犯環境設計に興味のある方はこちら> 杉野弘明, 有馬隆文 (2014)「Discovery of Defensibility against Bicycle Theft Focusing on Vulnerability and Resistance in Urban Area」 都市・建築学研究 九州大学人間環境学研究院, pp.25-33. https://doi.org/10.15017/1485045 <アンケート調査や自由記述のテキスト分析に興味のある方はこちら> 杉野弘明, 林直樹,関口達也 & 寺田悠希 (2017) 「自由連想調査法を用いた全国の海のイメージ構造の把握」『沿岸域学会誌』Vol.30, No.1, pp.29-40. https://doi.org/10.57296/jaczs.30.1_29 <合意形成学やトピック分析に興味のある方はこちら> Sugino, H., Sekiguchi, T., Terada, Y. & Hayashi, N. (2023) 「”Future Compass,” a Tool that Allows Us to See the Right Horizon – Integration of Topic Modeling and Multiple Factor Analysis」『Sustainability』15(9), Article 22. https://doi.org/10.3390/su151310175 <フィールド学習やその教育効果について興味のある方はこちら> Sugino, H. and Mizoguchi, M. (2023) 「Resilience Education Program in Iitate Village for the Young Generation -Analysis on the Participants' Regional Attachment and Self-efficacy-」 In Agricultural Implications of Fukushima Nuclear Accident (eds. Nakanishi, T.M. and Tanoi, K.). Springer, Japan, Chapter 21. https://doi.org/10.1007/978-981-19-9361-9_21 <産官学民連携地域振興プロジェクトに興味のある方はこちら> 岐阜県飛騨市でのまちあるきイベントで収集された地域の「らしさ」や「魅力」、「価値」の写真アーカイブ https://fclhida.com/hidastagram/
学位・資格 | 博士(人間環境学) |
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TEL | 083-933-5525 |
FAX | 083-933-5525 |
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学生の皆さんへ
大学以降、皆さんが身に着けるべき「知」とは不安定に流されて漂っているものだと思ってください。高校まで、もしくは大学での一部の授業で示される知識は非常に安定的で鮮やかな説明のように皆さんの目に映ってきたかもしれません。しかし、それらの説明でも届かない、その先にある暗闇や混沌に日々対峙している先生方と共に、不安定な中を彷徨う(漂う)感覚に身を投じることができる環境が、大学です。そして、それに対して自分の内的世界をどのように動かせばいいかを考える力が身につけば、皆さんの人生にとって、かけがえのない「知」となることと思います。
<大いに挑戦し、大いに失敗する>
失敗は学びの経験値です。RPGでは敵を倒せばキャラクターに経験値が与えられるのが王道ですが、プレイヤーとしては敵にやられてしまった時が一番学びの経験値を得られる瞬間です。対策を立て、準備を整え、もう一度その敵に対峙し打倒した時、プレイヤーのレベルアップのファンファーレが聞こえることでしょう。大学生活の中でも、どんどん新しいことに挑戦し、失敗し、そして多くを学んでください。あと、もし失敗したら、できる範囲で良いのでぜひ他の人と共有しましょう。失敗を共有すれば、それはあなたの周りの人達の糧になります。今日という日は、明日以降のための挑戦をし、また失敗するのに最適な日です。
<現場は課題に溢れているし、その解決を待っている>
研究活動の現場(フィールド)には学問の垣根などありません。課題は日々、現場において生まれ続けています。それを解決できるのは、サイエンスかもしれないし、エンジニアリングかもしれないし、フィロソフィーかもしれません。いや、それら全てが必要です。国際総合科学部のカリキュラムを通して、自身の立つ所を活躍のフィールドに、サイエンスとエンジニアリングの両目と、自身のフィロソフィーを携えて世界に羽ばたく皆さんにとって、いつも元気な応援団であり、サポーターでありたいと願っています!
<国際総合科学部で会いましょう>
本気で何かに打ち込める場、学生生活を楽しめる仕掛け、多くのことを学べる仕組みが国際総合科学部にはありますので、それらを味わい尽くしたい学生の皆さんの参加を待っています。