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国際総合科学部の京面裕也さん、岩崎花さんがサービス学会第12回国内大会において「ベストポスター賞」を受賞しました

国際総合科学部4年の京面裕也さん、卒業生の岩崎花さんが、2024年3月5日(火)〜7日(木)に筑波大学東京キャンパスで開催されたサービス学会第12回国内大会(2024年)において、「プロジェクト型課題解決研究(PBL)におけるサービスデザインの実践(その2)-自動車整備人材に係る課題解決におけるEmployee experience(EX)の分析と考察」の研究発表で「ベストポスター賞」を受賞しました。

本研究は指導教員である坂口和敏准教授、堀家敬嗣教授のもと、山口マツダ株式会社と連携して実施したプロジェクト型課題解決研究(PBL)※の研究成果となります。具体的には、自動車整備士の人材不足問題に対して、サービスデザイン手法を用いて包括的な解決策を提案しています。従業員体験(EX)を向上させるためのインタビューやカスタマージャーニーマップ、サービスブループリントを通じて、整備士の業務フローや情報フローを可視化し、課題を明確化しました。また、整備士のスキル向上や資格取得支援、顧客や他部門との交流機会の増加といった施策を提案することで、EXの向上と新たな人材の獲得を目指しています。このように、サービスデザインを通じて従業員と顧客双方の満足度を高め、組織全体のパフォーマンスを向上させる手法は、他の産業にも応用可能である点を評価いただきました。

  

※プロジェクト型課題解決研究(PBL)
本学部では、4年次に企業や⾃治体等と連携した1年間のプロジェクト型課題解決研究(PBL)により、批判的思考、創造性、分析能⼒、実践的思考などのデザイン能⼒を社会実践を通して養成しています。

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