お知らせ

令和4年度プロジェクト型課題解決研究(PBL)最終発表会を行いました

令和5年2月7日(火)、共通教育棟1番教室において国際総合科学部令和4年度プロジェクト型課題解決研究(PBL)最終発表会を開催しました。会場では学生、教職員をはじめPBL関係者約200人が参加したほか、学部1~2年生に向けてリアルタイムでWeb配信し、262人が視聴しました。
PBLとは、国際総合科学部の学生が3年次の後半から4年次にかけて履修し、大学と地域社会で学生を「共育」するという理念のもと、連携する地方自治体や企業等から提案された実社会に存在する様々な課題にグループで取り組み、解決方法を探求・提案するものです。今年度は18の企業や団体にご協力いただきました。
はじめに、川崎学部長から挨拶があり、コロナ禍で制限の多い中で4年間の学生生活を送った学生を労うとともに、その集大成であるPBLの発表会を3年ぶりに対面で開催することへの期待を述べました。
 
※「崎」は旧漢字「﨑」。「大」→「立」

発表会では、PBLに取り組んだ18のグループが、それぞれ設定したテーマを元に課題と分析、解決策案、解決策のトライアル結果とその考察についてスライドを交えて説明しました。一例として、「もっとFAVOる!キャンパスプロジェクト」と題したプロジェクトでは、本学吉田キャンパスのカフェスペースFAVOを中心とした学生交流の活性化方策について検討し、パートナーである山口大学生活協同組合とともに実施した取り組みや学生へのアンケート結果についての発表が行われ、聴講した学生・教員との質疑応答が活発に行われました。
 

国際総合科学部では、約1年間のPBLの中で学生が主体的に思考し、行動することで、これからの時代に必要とされる課題解決能力や新たな価値創造を行う能力を備えた人材を育成しています。