お知らせ
国際総合科学部交換留学生による業務体験研修を行いました!!
国際総合科学部では, JR西日本広島支社にて,交換留学生3名による業務体験研修を8月5日~9日まで実施しました。
これは交換留学生が日本企業の高い技術・高いサービスに触れることにより,
日本企業が育んできた日本企業文化や日本の社会の一部を理解し,自身の経験を積むことが出来ることを考え,昨年に引き続き実施しました。
研修前の事前オリエンテーションでは,本学部レール教授による受け入れ先であるJR西日本広島支社の概要,インバウンド需要等の講話を行い研修に臨みました。
研修期間中は,「山口県における外国人のおもてなしの観点から,設備・案内に関する問題点を見つけ,改善に向けた提案」を意識しながら,観光列車の乗車体験,駅における接客業務,車両所見学を行い,留学生にとって,充実したカリキュラムとなりました。
最終日の報告会では,「山口県におけるインバウンド誘致を進めるための新たな施策の提案」として,留学生たちの山口県での実体験をもとに,観光スポットへの交通アクセス,外国人観光客への車内アナウンスを「丁寧な説明」から「簡潔なやさしい説明」を行うことや各国でよく使われているSNSのQRコードやIDを利用し,ヘルプサービスとともに観光案内をするという提案を行いました。
これは,留学生たちの留学・研修の中で感じた課題から考えられ,外国人観光客のリピーター獲得が狙えると想定されるものです。
また,受入側のJR西日本広島支社から,山口県で印象に残った観光スポットを聞かれると,山口県を代表する観光スポット名が挙げられたり,観光スポットでの「ローマ字標記」の活用が挙げられたりと,日頃見過ごしてしまう大事なポイントについて,参加者は熱心に聞き入っていました。
この度の研修は,「平成30年7月豪雨災害」による業務多忙な中での手厚い研修であり,留学生たちも一生懸命取り組んでいる姿が印象的でした。