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国際総合科学部では、JR西日本広島支社において、交換留学生3名による業務体験研修を8月4日(金)～23日(水)までの期間のうち10日間実施しました。
これは外国人交換留学生が日本企業の高い技術・サービスに触れることにより、日本企業が育んできた企業文化や日本の社会の一部を理解し、経験を積むことを目的として、今年度初めて実施しました。
研修では、SLやまぐち号乗車体験、駅業務体験、観光資源の活用及び地域活性化に向けたディスカッション等を行い、留学生にとって、充実したカリキュラムとなりました。
最終日の報告会では、「山口県におけるインバウンドに対する提言」として、外国人観光客に対するおもてなしの観点からの提案を積極的に行いました。提案の中では、「グッズ」「写真スポット」「SNSの利用」がキーワードとなっており、報告会に参加したJR西日本広島支社山口地域鉄道部長を始めとする受入側の参加者および糸長雅弘国際総合科学部長を始めとする大学側の参加者は熱心に聞き入っていました。

研修に参加した留学生は、「日本の企業の普段は目に見えない仕事への取り組み」「山口の観光を高めていくための姿勢」を学ぶことが出来たと語りました。

今回の業務体験研修は、本学部3年生が後期から実施するプロジェクト課題解決研究(PBL)とリンクするところもあり、本学部の養成する人材像「課題解決のためのチームにおいて、様々な分野や国籍の人々のアイディアや意見を調整し一つにまとめ上げることが出来る人材」にも合致し、これを機会に学部学生だけでなく、交換留学生の業務体験研修も充実していく予定です。

業務体験研修生参加者
WANG SHANG　(オウ　ジョウ)　国籍　中華人民共和国　女性
LUAN QIFENG　（ラン　キホウ）国籍　中華人民共和国　女性
HWANG KYU SHIN　(ファン　ギョシン)　国籍　大韓民国　男性