お知らせ

徳久悟准教授が第18回日本バーチャルリアリティ学会論文賞を受賞

本学部の徳久悟准教授が,日本バーチャルリアリティ学会の「第16回論文賞」を受賞し、平成28年9月15日(水)につくば国際会議場で開催された第21回日本バーチャルリアリティ学会大会で表彰されました。

この賞は日本バーチャルリアリティ学会論文誌第20巻第1号~第20巻第4号までに発表された論文の中から,バーチャルリアリティ研究の発展に貢献する,優れた論文に授与されるものです。

本研究は,博物館における総合的なユーザ体験の拡張を目的としており,東京国立博物館内にて実施された「大日本沿海輿地全図(以下,伊能図)」を題材とした企画を主題としています。本企画では,伊能図を題材としたインタラクティブ映像展示,ミュージアムシアターVR作品「伊能忠敬の日本図」,伊能忠敬歩測ワークショップ,特集展示「伊能忠敬の日本図」という4つのタッチポイントを設定し,これらの内容を連携させ,ユーザに提示されました。評価実験の結果,受動的なミュージアムシアターの体験がより主体的なものへ改善されただけではなく,シアターと実展示の効果的な連携を実現することができました。

【参考】 第18回論文賞 第21回大会(2016年9月15日)表彰

IMG_0817

授賞式の様子(右:徳久准教授)