お知らせ

「地方発イノベーションをデザインする」第1回シンポジウム開催のお知らせ

2016年3月20日(日)、山口大学・国際総合科学部と山口市は、山口大学・大学会館にて、山口県内の企業・自治体の方々を対象として、シンポジウムを開催いたします。

本シンポジウムのテーマは、「地方発イノベーション」。本シンポジウムを通じて、地方ならではのイノベーションをデザインし、地方から大都市、あるいは、世界へと展開するために、自治体、企業、非営利組織、大学に求められる戦略を議論します。

第1回シンポジウムでは、企業経営者、NPO法人代表、広告代理店プロデューサー、クラウド・ファンディング運営者らを招待し、地方発イノベーションをテーマとしたパネリスト方々のこれまでの取り組みを紹介し、パネルディスカションを行います。

参加費は無料、定員は200人を予定しております。
事前申込は締め切らせていただきました。

パネリスト (あいうえお順・敬称略)

 

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池本 修悟
Ikemoto Shugo
NPO法人創造支援工房フェイス 代表理事
NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン 副代表理事
1978年大阪生まれ。2003年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。モバイルインターネットを活用しエリア全体を博物館のように紹介するユビキタス携帯ナビ「どこでも博物館」を広島県尾道市(2003年)、東京丸の内(2004年)等で実装。構造改革の実態をライブ的に可視化する「日本改革前線マップ」などを企画制作。「どこでも博物館」と「改革前線マップ」は2005年国連情報社会サミット日本代表サイト(最優秀賞)に選ばれる。2008年には内閣官房『地方の元気再生事業』に採択され、浅間山麓地域と東京駅周辺地域のコラボレーションによる元気アップ事業としてエリアワンセグ実験や小諸検定を実施。2009年以降はNPOを支援する活動に活動をシフトし、2010年には100%電気で走る『リーフ』のプロモーションと連動し、行政、企業、市民が対話を通じて持続可能な社会の在り方を検討するセッションを全国のNPOと連携して開催。2013年からはコミュニティ・オーガナイジングというハーバード大学ケネディスクールで教えられているリーダーシップのメソッドを伝えるワークショップを全国各地で展開中。
http://www.face.or.jp/

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小田部 巧
Kotabe Taku
HAKUHODO THE DAY インタラクティブプロデューサー
1980年生まれ。2004年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科卒。2004年博報堂入社。国内クライアントを中心に、マーケティング戦略からエグゼキューションまでのトータルなコミュニケーションデザインを行う。現在は、HAKUHODO THE DAYに所属。また、NPO活動にも従事しており、地方銀行主催のビジネスクラブにて、ソーシャルビジネスやコミュニティビジネスから地方のイノベーションを考えるワークショップなどを行っている。
http://h-theday.jp/

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小林 新也
Kobayashi Shinya
合同会社 シーラカンス食堂 代表・デザイナー
1987年、兵庫県小野市の表具屋に生まれる。暮らしの未来において、地域資源活用とそれを実行するデザイン教育の重要性を考え、2011年に地元にデザイン研究所「シーラカンス 食堂」を立ち上げる。ビジョンを大切にし、分野を決めず地域資源を活かしたデザインに 取り組む。デザイン依頼の問題の根を掘り下げ、当事者である職人などの意識改革を最重要テーマにし、デザインから販路開拓まで一貫した活動を展開中。インターナショナルな世界で特有の文化と地域資源が一番強い価値と考え、日本国内のものづくりを主にパリ、 ロンドン、アムステルダム、ニューヨーク等で販路開拓とブランディングを行っている。
http://www.c-syoku.com/

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林 千晶
Hayashi Chiaki
株式会社ロフトワーク代表取締役
1971年生、アラブ首長国育ち。早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間530件を超える。書籍『シェアをデザインする』『Webプロジェクトマネジメント標準』『グローバル・プロジェクトマネジメント』などを執筆。2万人のクリエイターが登録するオンラインコミュニティ「ロフトワークドットコム」、グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、クリエイティブな学びを加速するプラットフォーム「OpenCU」を運営。MITメディアラボ所長補佐、グッドデザイン審査委員、経済産業省産業構造審議会製造産業分科会委員も務める。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る」を岐阜県飛騨市に設立、代表取締役社長に就任。
http://www.loftwork.jp/

 

Bogaki_1000

坊垣 佳奈
Bogaki Kana
株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング 取締役
2006年に新卒入社。新入社員のときに株式会社サイバー・バズの立ち上げに携わる。2010年にマネージャー、取締役に昇格。その後、ゲーム事業子会社2社を経て、2013年 株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング設立と同時に取締役就任。熊本県と崇城大学の主催する若者の起業教育「ワサモンのまちづくり推進事業」にて講演を努めるなど、地域のイノベーション促進にも携わる。
https://www.makuake.com/

 

Yajima_1000

矢島 里佳
Yajima Rika
株式会社和える 代表取締役
2013年 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科修士課程終了。同年、世界経済フォーラム(ダボス会議)「World Economic Forum – Global Shapers Community」メンバーに選出される。2014年 書籍『和える-aeru- 伝統産業を子どもにつなぐ25歳女性起業家』を出版。2015年 第4回 日本政策投資銀行(DBJ)「女性新ビジネスプランコンペティション女性起業大賞」受賞。職人の技術と伝統の魅力に惹かれ、19歳の頃から日本の伝統文化・産業の情報発信の仕事を始める。「21世紀の子どもたちに、日本の伝統をつなげたい」という想いから、大学4年時である2011年3月、株式会社和えるを設立、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2012年3月、幼少期から職人の手仕事に触れられる環境を創出すべく、子どもたちのための日用品を、日本全国の職人と共につくる“0から6歳の伝統ブランドaeru”を立ち上げる。また、全国の職人とのつながりを活かした事業、講演会やセミナー講師、執筆など幅広く活躍している。
https://a-eru.co.jp/

参加費 無料
定員 200名(事前申込は締め切らせていただきました。)
会場 山口大学・吉田キャンパス内・大学会館
吉田キャンパスへのアクセスはこちら
吉田キャンパス内マップはこちら
当日スケジュール 12:30    開場
13:00-13:10  開演あいさつ
13:10-14:10  プロジェクト紹介
14:10-14:20  休憩
14:20-15:20  プロジェクト紹介
15:20-15:30  休憩
15:30-16:45  パネルディスカッション+質疑応答
16:45-16:55  閉会あいさつ
お問い合わせ先 083-933-5213
gl004@yamaguchi-u.ac.jp
フライヤー ダウンロード [A2] [A4]

 

コーディネーター

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徳久 悟
Satoru Tokuhisa
山口大学・国際総合科学部・准教授
2002年 慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2007年 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。社会学、哲学、心理学、計算機科学を背景とした分野横断型のデザイン理論の構築および実践に基づく研究活動に従事。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任講師、takram design engineeringを経て、2015年 山口大学国際総合科学部 准教授 就任。学術成果を踏まえた実社会でのデザイン活動を積極的に行っており、大学院在学中にUTUTU Co., Ltdを共同設立、2009年にSikakeを共同設立し、日常生活を豊かにするコミュニケーションメディアの企画開発に従事。2013年に個人投資家向け情報プラットフォームの運営を行う株式会社ナビゲータープラットフォームCCO就任。2014年にココヤシから作る醸造酒・蒸留酒の開発を行う株式会社ワニックを共同設立。
http://www.dangkang.com