学部長エッセイ(2021.12)
08 師走
第1回ドッヂビー大会
さる12月22日(水)午後、学生有志による企画で、第1回国際総合科学部ドッヂビー大会が開催されました。
幸い感染状況は落ち着いているとはいえ、万全の感染対策を施した上での、本当に久しぶりの対面イベントでした。
昨年4月に入学してきた現2年生、そして現1年生は、入学以来、多数の同級生、先輩・後輩、教職員と対面で交流を得る機会が乏しかったため、本当に貴重な機会になったと思います。
このイベントの話をはじめて耳にしたときは「ドッヂビー? それは何だ?」という状態でしたが、すぐに調べたところ「ドッジボール+フリスビー」であることが分かりました。
学生と教職員の距離が近いところが国際総合科学部の利点だと考えています。コロナ禍でこの利点を活かしにくくなっているのを残念に感じていたので、学生さんが自ら企画してくれたことを本当に嬉しく思い、率先して参加させてもらいました(これを記しているのは23日ですが、日頃の運動不足がたたって身体のあちこちが痛いです……)。
学生がサンタの衣装まで用意してくれたので、生まれて初めてコスプレして、新調した国際総合科学部の看板の前で、実施のために奔走してくれた学生と記念撮影したような次第です。
師走
コロナ禍2年目に明け暮れた今年も残り少なくなってきました。
年が明ければ、大学にとって1年で一番慌ただしい季節がめぐってきます。
4年生を無事に社会に送り出すこと。学部教育の総仕上げです。全教職員が一丸となって最後の学生サポートに取り組んでいきます。
そして、それと並行して、共通テストを皮切りにして「入試」シーズンがスタートします。
受験生にとってみれば、入試が「大きな壁」と感じられるのは自然なことだと思います。ただ、大学側にとっても、来年度から4年間学んでいく新たな仲間を受け入れるための極めて重要なイベントであると受け止めています。
積極的かつ主体的に学んでいこうとする学生に入学してきてもらうことは学部にとって生命線です。
ラストスパートに向けて頑張っている本学部の志願者に衷心からのエールを送りたいと思いますし、来年4月にここ吉田キャンパスでまみえることを心待ちにいたしております。