お知らせ

福屋教授の最終講義を行いました

2月10日(金)に,今年度末に退職する福屋利信教授が,「山口と台湾」と題して最終講義を行い,学生,教職員の他に地域の方約150名が聴講しました。

講義の開始にあたり,糸長学部長からの福屋教授の紹介では,平成27年度の学部設置に伴い,副学部長として学部運営にご尽力いただいたこと,特に本学部学生が1年次の夏休みに行うフィリピンでの短期語学研修引率等に精力的に携わっていただいたことなどについての紹介がありました。

講義では,台湾と山口の歴史に関して映画を題材に紹介,経済関係,本学部の交換留学生に関しての説明,音楽社会学の論理的背景に関しての講義がありました。特に,山口県周南市の出身であり台湾教育の父と呼ばれた「児玉源太郎」氏に関しては,福屋教授と同郷ということもあり,台湾と山口のつながりの深い人物として分かりやすく紹介されました。また,講義は時折ユーモア交えた福屋教授らしい内容であり,聴講者の笑いを誘って進めながらも,聴講者に「山口と台湾」について印象づけるものでした。

福屋教授は,学生や社会人からの質疑の中で,大事にしている一文字として「志」を挙げ,これからの目標を熱く語るなど,学生に熱い思いが伝わる最終講義となりました。

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講義する福屋教授

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学生からの花束贈呈